GWを過ぎだんだんと暑くなってきましたね。
汗ばむ季節も間近。そんな時に便利な手ぬぐいをご紹介いたします。
てぬぐいって皆さん一枚は持っていらっしゃったりするんではないでしょうか?
けれど、それがどんな風に出来上がってきたかってご存知ですか?
ここではちょっとした手ぬぐい知識をご紹介しますね。
<手ぬぐい>
明治時代から続く染めの技法「注染」を用い、職人の手によって作られています。
一尺三尺(およそ33cm×90cm)の綿の晒です。
■ 特徴
液体の染料を用いるため、染めた部分の生地が硬くならず吸収性に優れています。
また染料を上から注ぎ生地に通すため裏表がありません。これはゆかたの染め方にも使われています。
染色の特色上、若干の滲みやムラが出ることはありますが独特の柔らかな風合いに染め上がります。
注染のてぬぐいは使えば使うほどふわふわの触り心地になって、色もなじんでいい具合になっていきます。
ですので自分だけの「てぬぐい」を育てることができます。
■ なぜきりっぱなしなのか
日本てぬぐいは両端が切りっぱなしなっています。みなさんなぜだかご存知でしたか?
端を縫ってないので乾きが早く、汚れやほこりがたまらず衛生的で高温多湿の日本の気候に合っています。また縫い目がない為、結んだり、切って使うときなどにも扱いやすくとっても便利です。
新品の手ぬぐいは最初のうち両端からほつれますが、何度か洗ううちに落ち着き端から1cm程度で自然にとまります。
洗ってほつれたら長く出た糸だけ切ってお使いくださいね。
カレンブロッソオリジナルのしまうま柄もございます。
祇園祭のお供にいかがですか?